もりのせいかつ 別館

銀河が好き。撮影日誌と画像処理の試行錯誤、ときどき料理の記録なども。

IC1613

IR-BカラーとNBRGBCombinationのHα足しカラーを、各々LRGB合成→Hαの星無し画像マスクをかけ、PixelMathで置き換えました。

 

L画像は、Clear+IRデータ140枚だけではザラザラだったので(左上)

先日の"SN悪いデータも活用すべき"を拡張し、Hα120枚、B50枚も全部足してみたら、Hαを足した276枚スタックが最もSNRが高いという結果になりました。

これにB50枚を足すと、少し下がりますが・・・以前にもBを足してSNが悪化したんですよね^^;

https://morinoseikatsu1011.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/untitled4_20210616093701.jpg

 

それにしても、HαはBにも増して「写らない」という印象なのに、この結果にはびっくりです。

単画像で比較すると確かにBよりもHαのSNRが若干良い。これが本当にフィルターの違いなのか、あるいは撮影夜の空の違いなのかは判断出来ませんが・・・

 

輝度情報にHαも一緒にIntegrateして良い(SN悪化しない)なら、処理が楽。

Niwaさん情報によれば、ガスが少し薄まってしまうという事もあるそうですが、処理のオプションの一つとして、頭に置いておきたい。