昨年の記事は
morinoseikatsu2.hatenablog.com
同じデータを使い、BXTや最近得た知見を加えて再処理しました。
と言っても、トリミング以外は余り違いが判らないかもですが・・・
・輝度情報をClear+IRの171枚→R,G,Bも加えた299枚にして、drizzle無し→drizzleしました。
・IntegrationのweightsをPSF signal weight→PSF signal power weightに(なんとなく)、そしてRejection AlgorithmをWinsorized Sigma Clipping→No rejectionへ(高輝度部分に輝度落ち?があったので)
・deconvolutionにBXT
これでぐっと良くなるはず!と思ったのですが、LRGB合成してみたら何となく前の方が良い感じ?・・・原因は微光星処理の違いでした。
前回は微光星をIR-B画像で置き換えたらしく、その輝度差が奥行感に繋がっていたようです。
この微光星表現は最近とくに悩んでいた事で、すっかり(カラー置換を)忘れていた自分が情けない。
前回画像を200%解像度変更し、PixelMathで星を置き換えました。
昨年画像(左)と今年の画像(右)等倍比較
ちょっと気になったのは、BXTをかけた直後は気付かなかったけれど、ノイズリダクション(MLT)すると一気に"絵画っぽく"なる気が・・・階調が落ちているのかしら。尤もdrizzle有り無しの違いもあるので全くの濡れ衣かもしれませんが。