もりのせいかつ 別館

銀河が好き。撮影日誌と画像処理の試行錯誤、ときどき料理の記録なども。

HCG44の画像処理で迷走中

BXTのおかげでdeconvolutionやStarReductionの迷いからは解放されましたが、他にも決められない場面が幾つかあり、こんがらがった頭を整理&客観視するために書いてみます。

ひとつはMasked Stretch画像(左端)とHT画像(中)の扱い

Masked Stretch画像は、輝星のスパイクや微光星を含めた淡い部分が出る反面、背景ノイズやムラが目立ち、星の輝度も失われています。HT画像は背景が滑らかで星の輝度も維持されている。

この2枚をPixelMathで"良い所採り"したつもりなのが右端ですが、並べてみると100%成功しているとは言えないかも・・・最微光星が減って見えるのはノイズリダクションのせいもあると思いますが。

そしてLRGB合成後のHDRMTとLHEでも迷っています。

こういうの、もしかしたら「正解」は無くて好みの問題なのかもとは思うのですが、、、

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STカメラですが、正方形でクロップしてみました。

AstroBinなどの作例を見ると、NGC3190(3189?)の周囲のガスが殆ど無いので不安になり、WikiのAdam Blockさんの画像と較べてみました。

ちゃんと有りました(ほっ)