あけましておめでとうございます。
昨年末は初めてCMOSカメラやオフアキシスガイダー、フォーカサーを購入し
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N.I.N.AやPIのWBPPにも初挑戦しました。
新しいものを使えるようになるまで人の倍(以上)時間がかかる私、長期戦を覚悟していましたが、お陰様で何とかなりそう?です。
アドバイス下さった皆様、本当にありがとうございました。そして今年もどうぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m
新機材への驚きが覚めないうちに、感想などを書き留めておきたいと思います。
今回一番「導入して良かった!」と思ったのはEAFです。
これまでのピント合わせは、足元の悪い場所で伸びあがってピントノブを回し→かがみこんでPCを覗くという"苦行"を繰り返していましたが、室内からのリモートがこんなに楽だとは。
BやHαなど目視では追い込み難かったフィルターも、N.I.N.A.のオートフォーカスで判断できるようになりました。
オフアキシステムも、撮影の別次元を開いてくれました。
今までは「STのガイドチップに明るいガイド星が入るか?」で撮れる対象が限られましたが、フィルターに左右されない(EFWの前にある)OAG+ASI174MMminiの広い画角での、ガイド星捕獲率の高さときたら!
思うに、過去の備忘録に「ガイド星は北側」とか「Bなので5秒かける」とか書いて来ましたが、多くの方々には意味不明だったでしょうね^^; デュアルチップカメラが廃れてしまった理由が解ったような気がします。
ASI533MMproで驚いたのは、その低ノイズ。
と言っても、今まで使っていたのが「ノイズまみれ」のCCDカメラでしたので、533がCMOSカメラの中で特別低いのかは解りませんが、、、
少なくともSTカメラのDark補正後よりは綺麗なので、中途半端な枚数のDarkでSNを悪化させるぐらいなら、暫くはDark補正無しで行こうと考えています。
いっそFlatも省略したいけれど、背景に薄っすらとパターンが見えるので、Flatは必須。
画像転送の早さもビックリでした。ST&CCDSOFTで4~50枚がせいぜいだった薄明Flatも、100枚以上撮れてしまう。時代は進歩しているのですね。
反面、暗い部分の解像や最微光星の描写力は、ST8/10XMEの圧勝かも?
これがピクセルサイズによる感度差なのか、IR帯域のQ.E.の差によるものなのか解りませんが、同じ鏡筒で最高の作品を得ようとするならCCDカメラに分があるかもしれません。比較画像を今見るとピントの問題もあったと思うので、「圧勝」は言い過ぎ。