もりのせいかつ 別館

銀河が好き。撮影日誌と画像処理の試行錯誤、ときどき料理の記録なども。

7月zoom

KY博士みたさん・n2068ddさん・Sもとさんこうちゃんさん sazabiさんUTOさんくろさん久保田さんたまさんヤマボウシさんviewruさんまつのりさんが参加して下さいました。

みたさんからは先日のCANPの話を。たまさんには、来年もオンライン併用の要望(我儘とも言う^^;)を。

続いて、新進気鋭のまつのりさんに「今一番困っている事は何ですか?」と伺ったら「いいパソコンが欲しい」え、そっち?と思わずツッコんでしまいましたが、たしかに撮影や画像処理については、頼りになる先輩方に恵まれていらっしゃいますよね。

くろさんに何気に伺ったASI294MMのビニング問題は、思いがけず理論的な話に。

UTOさんから、ビニングのメリットは専ら"効率"(Fが大きい光学系なら有効)で、Dark補正や処理でのアドバンテージはビニング無しの方が大きい。ビニング無しで撮れば処理でビニング出来るが、ビニングで撮ってしまうと不可逆。

KY博士から、以前の?CMOSセンサーは、端にダミーセンサーがあった。今の天体用CMOSはどうなっているのか??等々

後半は私には難し過ぎて上手く纏められないのですが、たまさんから、カメラの特性計測の方法など。Bias,Flat,Darkを撮影してMakali'iで計測し、グラフ化する。実測はメーカー発表と僅かに違った。同じ機種でも個体差がありそう、など。

そして以前にご指導頂いた夜空の背景光測定の事も。

morinoseikatsu2.hatenablog.com

そこから、空の明るさ(月の有無も含む)とカメラの特性に応じた適正な露光時間とは?という話。暗い空なら長めの露光の方が効率的、光害地なら短め。

n2068ddさんから、カメラで写せる一番暗い対象は、そのカメラのノイズフロアに対して5σのシグナルが必要。上を飽和させても最暗の対象を写してみたい。

KY博士から、暗い空が一番。解像にもコントラストが必要(私はST8XMEとASI533との比較を連想しました)。反射望遠鏡はスパイダーがコントラストを悪化させる。

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次回は9/2(土)の予定です。