もりのせいかつ 別館

銀河が好き。撮影日誌と画像処理の試行錯誤、ときどき料理の記録なども。

夜空の明るさ計測

1/20に撮影したM35の2s 5s 10s 20sのデータを使って、SQM計測に挑戦してみました。

参照したのは、たまさんのページです。

www.nuasa.org

まず、"FOVpp"(今回は使いませんでしたが)はプレートソルブのピクセルスケールでも知る事が出来ます。※この"赤経 赤経”って直されないのでしょうか^^;

写野の座標は、NINAのフレーミングで調べ、

ステラナビゲータの「視野」>「中心座標を指定」で表示させます(↓左)北上で撮影したので、マカリに読み込んだ画像は上下反転しました(↓右)

※撮影データは、マカリでBias減算

たまさんのページにリンクされているエクセルシートに、マカリの矩形測光で測った背景カウント、開口測光で測った星の輝度と、ステラナビゲータで調べた等級を入力

この夜19:30頃のSQMは17.3~18.0となり(大雑把過ぎ?)同じ時間にDarkSkyMeterで測った値とほぼ同じでした。

※3)恒星等級と明るさの関係性分析の傾きが-0.328と悪かったですが、-0.4に近付ける為には、たぶん選択する恒星の等級差が大きい方が良い?反面、明るい星や暗い星は測光のバラつきが大きくなる傾向に、難しさを感じました。

昨年5月に「今夜は空が良い」と思って測った時は最暗19.27で、LightPollutionMapの19.21に近かった。

morinoseikatsu2.hatenablog.com

SQMは透明度や時間帯で変わるので、当地の空は17~19と考えれば良いでしょうか。

今回初めてマカリを使いましたが、ステライメージのピクセル情報でも出来そう(精度が違って来るでしょうか?)