先日の長時間露光についての記事ですが、私が使っているのは星見屋さんも「昔々」と仰っていたレガシーカメラなので、最近の低ノイズ・高Q.E.・高精細のCMOSカメラとは些か事情が異なるかもしれません。
実際、こうちゃんさんのASI533MCデータを処理させて頂いた時は、暗い空でとは言え、たった1時間でこの画質!?と驚いたものでした。
morinoseikatsu1011.cocolog-nifty.com
これなら遠征一晩で作品を仕上げる事も、十二分に可能な気がしています。
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2/12 月齢10.9 明日は雨の予報。
TWケーブル架台側 -20℃で17:03~HαFlat
その後-17℃から下がらなくなってしまったので-15℃に上げ、ポルックスでHαのピント合わせ。
昨年ST8XMEではClearとHαのピント位置が随分違っていたはずなのに、今夜は殆ど同じ?キツネにつままれたよう。
20:20 NGC3310が屋根から出て来た。
20:29~22:42 3310のHα
いつのまにか雲が出ている。SCWも前倒しになっている?
22:50~0:08(雲終了)NGC3953のHα
NGC3310のHα24枚(左)とB49枚(右)
フィルターによって、こんなに違って見えるのが面白い。
NGC3953 2013年撮影L40枚R9枚G6枚B6枚(×10分)と、今回のHα13枚(×5分)
露光を延ばせば、HⅡ領域がもっとハッキリするかな・・・
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2/16 月齢14.9(ほぼ満月)-15℃ 周囲に雲が有る。
20:03~21:49 NGC3310のHα
21:55~0:59 NGC3953のHα
1:03~3:45 M51のHα
5:57~Flat
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2/17 2月の満月を"スノームーン"と呼ぶのだそう。確かに寒々しい光。-20℃
20:01~0:36 NGC3310のIR
0:41~3:45 M51のIR
5:58~Flat