先日のZoomでNiwaさんが、ふと「M33の粒々って何なんだろう?と思ってて」
え、星?じゃないんですか・・・「300万光年離れると星は見えないと思うんです。」
言われてみれば、確かに!
「たぶん、恒星のクラスターなんでしょうねー」という事でお開きになりましたが、気になって、HSTの画像を探してみました。
左がHST、右は2013年に撮ったM33(総露光390分)です。
同じ領域を並べてみました。
HST画像は青い恒星だけでなく、HⅡ領域も青く表現されているようです。
もう少し拡大してみました。
これを見ると、私の画像で星っぽく写っているのは、星が集まっている所?
散光星雲のようなクラスターも見えるし、単なる星の粗密で一つの星のように見えてしまう場所もあるようです。
HSTの画像は、退いて見ると"のっぺり"していて、フォトコンでのアピール力は無さそうと思ってしまう、邪な自分が恥ずかしい。
渦状腕を彩る宝石のような粒々は、低解像が見せる美しい幻なのでしょうか。
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10/19追記
HSTの恒星像に光条が付いているという事に、今頃気付きました。
光条(「スパイダー」は支持金具を指すのだという事も、今更知りましたが、何故クモ?)は、鑑賞写真では綺麗だと思うけれど、観測には邪魔なのでは?と意外。
検索してみたら、光条を作らない、こんな取り付け方もある?
図しか解りませんが^^;
すばる望遠鏡のスパイダーは「ブロッキングを軽減する薄型形状」で、除去プレートまで検討されたらしい?(実用には至らなかったようですが)
はてなマークばかりになってしまいました・・・