もりのせいかつ 別館

銀河が好き。撮影日誌と画像処理の試行錯誤、ときどき料理の記録なども。

オートコリメーター

懸案のスパイク割れ問題は、支持金具の直交性と共に、やはり斜鏡の光軸も気になります。

手持ちの光軸調整アイピースに限界を感じ、オートコリメーターかOCALの購入を迷っていましたが、

玉島さんの記事を拝読し、

www.nuasa.org

オートコリメーターと、反射センターマークを買いました。

センターマークは、初め上段のものを使ってみたのですが、私には△の方が、更にはより小さいものの方が見易い気がして、貼り直しました。

ただ本当にセンターに貼れているのか、いささか自信がありません。皆さんどのように貼られるのでしょう?

玉島さんも書かれている取付再現性、本当に僅かなブレにも敏感なので、とりあえず半周だけセロテープを巻いてみました(雑で^^;)

でも現状のカメラの取り付けは、更にガタがあるんですよね・・・

 

上手く撮影出来ませんが、覗いた所はこんな感じです(初めに貼ったセンターマークの回)

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7/14追記

オートコリメーター調整に入る前に、斜鏡支持金具(スパイダー)の直交性などを確認しなければなりません。

先月、人工星の記事に書いた方法は信頼できず、

morinoseikatsu2.hatenablog.com

 

今回は筒先に糸を張る事を試みましたが→糸の伸縮で精度が出ず(でも伸縮しないと張れない)

直角方向を(押し引きネジを避ける為に)切り落とした三角定規を当ててみると→僅かにズレているような、いないような?

 

玉島さんに御相談した所、写真に撮ってPC上で判定する方法を教えて頂き、PSのレイヤーを使ってアレンジしてみました。

場所を変えて撮影した2枚のサンプルを、各々複製→90°回転してレイヤーで重ねてみました。

左;一方向にラインを入れ、90°回転画像を30%合成

右;ライン無し、90°回転画像を50%合成

 

これだけだと解り難いので、左右、上下に少しずらしてみます。

※手持ちiPadで撮ったので、左の画像の主鏡像の幅の偏りに見えるように、若干の傾きが有ります。鏡筒中心とカメラをきちんと合わせて撮影するべきでしたね^^;

 

これを見ると、やはり若干の曲がりがある。ただ、何度もネジを緩め締めして解ったのですが、この曲がりは鏡筒の穴に限られて修正が難しいのです。

再調整すべきか(出来るか)迷います。

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7/18  追記

昨夜は夕方晴れていて迷いましたが、調整不足のまま撮っても、と見送りました。

 

先程、支持金具を再調整してみました。

問題は右下ですが、ビス穴の端まで寄せて、この状態。

テンションを弛めると形状記憶的に戻ってしまうし、中心も外れてしまう。