もりのせいかつ 別館

銀河が好き。撮影日誌と画像処理の試行錯誤、ときどき料理の記録なども。

ピントずれの原因はAFでは無く、鏡筒の傾き?

(9/9)  台風が去って少し涼しくなりました。風も無くて好条件と思っていたら、暗くなる頃吹き始めてしまった。今夜はAFのテストなのに。

18:55 NGC6997  IRのAF

デフォルトのステップサイズ20 バックラッシュin0/out80(オーバーシュートを選択) →26724

 

ステップサイズを10に変更。悪くなった?→26725

 

ステップサイズ20 バックラッシュを0/12に変更。悪くなった→26752,26739

 

ステップサイズ20 バックラッシュを0/100に変更。グラフは綺麗→26728,26727

 

AFの設定画面でR2しきい値についての解説を読み、0.7→0.9に変更

R2しきい値0.9 ステップサイズ20 バックラッシュ0/80 変化無し?→26726

ここまでのピント位置は殆どが26724~26728で、バックラッシュ0/12の回だけが26752と26739でした。

 

デネブを入れ、スパイクで26726と26739を較べると、後者は明らかにピンボケ。なので、ここでのフォーカスは26726付近、バックラッシュは80~100の方が良さそう。

 

19:24  NGC7436へ移動。AFは26738!?

高度67°にあったデネブのフォーカスが26726で、37°のNGC7436が26738と、12も違う。

試しに300s1枚撮り(上段)、ピント良好だった8/29(下段)と較べてみると、

この位置で間違いなさそう。という事は、鏡筒が傾いた時にフォーカスが変わったという事でしょうか。

 

鏡筒の傾きでフォーカスが変わってしまうなら、対象の高度が上がるにつれてもズレて行くという事で、凄く厄介。

高度73°になった32枚目で一旦シーケンス(ガイドも)を止め、再度AF→26727

23:21までNGC7436のIR43枚

1枚目、10枚目、20枚目、32枚目、再AF後の33枚目、43枚目

(星像の歪み(ガイド(極軸・ガイドカメラのフォーカス)、あるいはファン振動?)も気になるけれど、当面は多数枚スタック+BXTで)

 

23:23 NGC925(導入時46°)のAF→26734,26733

南中時88°との妥協点で26730に設定し、23:30~IR40枚セットして就寝

 

とりあえずの対策は、斜鏡の2本目の支持金具を復活させる事、撮影対象でAFし、途中でもチェックする事でしょうか・・・

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9/11追記;

博士から以下の御指摘がありました。

>主鏡の裏には何を置いてますか?ここの傾きによる沈み浮きに苦労した記憶があります

 

実は主鏡の裏に布フェルトを敷いていました。主鏡押さえは触るか触らないかの軽さですし、浮き沈み有りそうです。

主鏡セルを外すと、光軸調整やり直さないと→もう少し涼しくなってから^^;