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”The Box"(NGC4173(良い波)で導入)は昨年ST8XMEでも撮っていたのですが(NGC4173(HCG61"The Box"): もりのせいかつ)
Sky-Watcherさんの画像を拝見して北東の輝星周辺の粉銀河を是非入れたくなり、ST10XMEで撮り直す事にしました。
夕方、セッティング前に光軸確認。
4/28にスパイダーをいじったけれど、ズレているようには見えない?あの時点で回折像が偏っていたのに、修正すべき箇所が解らなくてモヤモヤ。
加えて、ボーグのアダプターのネジが空回りして、カメラが固定出来なくなってしまった。
以前には2穴のネジを入れ替える事で凌いだけれど、もう後が無い。
ボンドで埋めるしか無いか・・・など考えながら手持ちのアダプターを漁っていたら、1本発掘。助かった。
↓空回りしたネジ
18:40~BのFlat (Bias未取得なのでリモートデスクトップをプリントスクリーン)
無水エタノールで拭いたのですが、"うにゃうにゃ"は依然残ったまま。するとこれは、センサーカバーガラスの内側でしょうか?
18:50~-15℃300sDark(こちらもリモートデスクトップをプリントスクリーン)
左上にノイズの塊のようなものが有るのが気になります。
21:00 しばしば雲に遮られながら、アークトゥルスでスパイクの割れを見る。ピントを合わせようとしても、割れるスパイクが移動するだけで、綺麗に決まりません。
ドローチューブに対して斜鏡面が傾いているという事なのかな・・・
とりあえず今夜は妥協点で諦め、Bを撮る。
NGC4173の南中は21:09
TEはファインダーを覗く姿勢が大変。そういえば最近は、ファインダー無しで導入出来るのでしたね。フォーカサーも含め、時代遅れな苦労をしている。
ミザール(南中22:22だった)からの導入失敗で、フェクダ→NGC4173
そういえば、北斗七星でいつも見えない付け根の星メグレズは、3.29等だった。
22:10~2:14(最後はベランダにかかったらしい) The BoxのB
疲れてしまったので、今夜はここまで。
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5/9追記 -15℃Biasを撮ったので、処理してみました。
Bias補正後スタックしたBのFlat
これでFlat補正、CosmeticCorrection後に46枚スタックしたものが右画像
左はFlat未処理でスタック
上辺に出ている斜め縞は、マイクロレンズのモアレでしょうか。
カラム欠陥が過補正に出る場合、Flatの黒線を消して使うと良いかも・・・