もりのせいかつ 別館

銀河が好き。撮影日誌と画像処理の試行錯誤、ときどき料理の記録なども。

NGC3953

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LはClear107枚+IR46枚 カラーはIR8枚/B26枚/Hα49枚

 

解像が物足りない。

折角写ったHαの色も、輝度情報の支えが無いと、ただの色浮きになってしまう。

 

銀河は口径、そして口径は"本気"度だと思います。

30cm超に挑めないのは、自分の本気がその程度という事なんですよね・・・

 

ST8XMEの9μ画像と比較したST10XEの6.8μ画像の特徴も、何となく解って来ました。

画素が細かいと、絹目のような粒状感になり、遠目に整った画像に見える。

反面、コントラストが付き難い。これはSNが上がり難いと同義でしょうか?銀河の細部や、最微光天体の描出が弱いと感じます。量子効率の差を見ているのかもしれません。

 

それにしてもこの領域、沢山の(たぶん)遠方銀河が写り込んでいます。