もりのせいかつ 別館

銀河が好き。撮影日誌と画像処理の試行錯誤、ときどき料理の記録なども。

所属欲求(との決別)

退会届けを出さずに帰国してしまったCAACのニュースレターメールが、毎月届く。

入会当初はそれなりに意気込みもあったけれど、

morinoseikatsu1011.cocolog-nifty.com

運転出来ない・英語出来ない・生活習慣の違いもネックで、たちまち幽霊会員になってしまいました。

 

ならば、帰国したら日本で同好会に入ろう!と思っていたのに、直後のコロナ禍で入りそびれ(というか、近くにどんな同好会があるのか、ネットを見ても意外に解らない)

そうこうするうちに3年経ち、流石にこの歳になると、"今更"感が強くなり。

 

それに同好会に入ったとしても、観望会にせよ、機材運搬にせよ、運転出来る事が前提条件な気がする。

昔、地元の同好会に所属していた頃も、他の方の車に乗せて頂くのが非常に心苦しかったのを思い出しました。同じ事は繰り返したくない。

ちなみに私が運転が苦手なのは、生来の反射神経の鈍さや臆病さに加え、片目が弱視で遠近感が掴み難くスピードに弱い事、それから父の運転の助手席で事故に遭った事を思い出すから。

アメリカ生活で必要に迫られて最小限運転していた時も、信号待ちなどのふとした瞬間に身体が震えたものでした。

 

やっぱり選ぶ趣味を間違えたかな。。それも今更ですね^^;

目覚めれば快晴・トレパンマン・ゴボウ

このところ昼間は快晴なのに、夜のSCWにはグレーの雲がうろうろ。

昨夜のmeteoblueなど、深夜にshowerの予報すら有って、なんとなく撮りそびれたまま新月期が過ぎようとしています。

癪なのは翌朝、目が覚めるとピーカン(死語だそうですね)な事。

後悔しつつ「今夜こそは!」と思うけれど、予報を見ると「やっぱり止めておこう」の繰り返し。

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2人目の孫の予定日が近く、ママの入院中に息子と上の孫が泊りに来るかもなので、こんなものを買ってみました。

悩んだのは、L(9~14kg)かビッグ(12kg~22kg)どっちを買えば良い?

とりあえず10kgを越えているのは間違いないし、この暑いのにきついパンツはかわいそうだよねと思い、こちらにしたけれど意外に迷います。

 

お店に行く途中、無人販売所の隣の畑の見慣れない葉っぱが気になって。ヤーコンに似てるけどヤーコンではない。

思い切って、近くで作業していた主さんらしき方に訊いたら、これこそがゴボウでした。

今夜は撤収、浄土平の思い出に浸る

(7/29)

南側の敷地に、ようやく資材と仮設トイレが運び込まれました。

当初の予定では、5月中の完成と書いてあったはず。

撮影的には工事が遅れるのは大歓迎ですが、資金繰りとか大丈夫なのかなと、他人事ながら心配になってしまいます。

 

今日は快晴の夏空に期待してセッティング、19:02~FLATまで撮った所で、

meteoblueのサテライト画像を見たら、北から雲が絶え間なく南下してくる。

諦めて撤収しました。

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ぐらすのすちさんの浄土平の動画を拝見、懐かしさが再燃しました。

過去を振り返るのは老化かフラグと思ってしまいますが、もう実際そういう年齢なのだと開き直ることにしました。

 

初めて浄土平に上ったのは1980年、高3の夏。

すっかり虜になり、それから10年余りは毎年"吾妻詣で"をしていました。

”星空への招待"への参加だったり、大学のサークルや、地元の同好会だったり。

 

夜、高湯側から入って雲の塊が流れる中を上って行き、最後のカーブを曲がった途端、降るような星空が現れる。あの雲抜けの瞬間が好きだった。(運転出来なかったので、いつもどなたかに乗せて頂いていました)

気候にもよるのでしょうが、一度ならず何度かあったと思います。

 

そして、旧レストハウスの屋上から見た明け方の雲海。

夜を過ごすのは兎平だったので、空が白んでくる頃に浄土平まで歩いて下りて行く、その道のりも懐かしい。

正確な日付は憶えていないけれど、最初の夏の東天を、ステラナビゲータで再現してみました。

明けの明星があった気がしたのは、夢では無かったんですね。

 

そのレストハウスではよく山菜そばを食べたり、水をはったバケツに桃が浮かんで売られていたのを買って、その場で皮を剥いて食べたような気がするのですが、記憶にいささか自信無し。

 

あと憶えているのは、キャンプ場の朝の炊事場で初めてオコジョを見たとか、

兎平駐車場で星を見ながら「ウイスキーはストレートに限る」なんて調子にのっていたら酔っぱらったとか、

greenfield.style

 

雨が降り続いてテントの周りに一所懸命溝を掘ったり、多分その後に吾妻小屋に泊まった(避難した)とか。星を見に行っていたはずなのに、なぜか雨の思い出が多い?

自作の20cmドブソニアンで星雲星団を見た記憶の殆どは吾妻でのものなので、晴れていたはずなのですが。。

 

酸ヶ平から鎌沼を回る湿原を、また歩きたいなあと思うけれど、あのスカイラインを上る勇気は、もう無い。

そう考えると淋しくなるので、やはり過去を振り返るのは程々にした方が良いのかもしれません。

スパイク割れ解決?

玉島さんから「光条割れは(直交性でなく)直線性の問題」と指摘頂き、前記事に追記した"スパイク(diffraction spike(s))に関するメモ"のリンク先なども読んで、自分の勘違いに気付きました。

 

再調整の前(左)と後(右)未だ少しズレていますが、これ以上右上に引くと他に影響が出そうで怖い。

※Lineツールで一気に直線を引くのが難しく(微妙に角度が狂ってしまう;良い方法があるのでしょうか?)1本引いて複製→180°回転してレイヤー合成しています。

光軸も再調整しました。

 

7/27

TW筒先 -5℃

19:07(14000カウント~遅かった)Clear Flat1s→3s

ベガでピント合わせ

左が前回(7/22)、右が今夜。

今夜は風や雲の出入りもあり、じっくりピントを追い込めた感じでは無いのですが、

完璧!とは言えないけれど、許容範囲ではないかしら^^;

 

21:21 アルタイル(再度ピントチェック)→NGC7765(家の陰)

21:50 出て来た。

21:58~1:57(雲&PC再起動?) 2:18~3:00(雲)NGC7765のClear

風と雲で使えないコマ多数有り。

GOTO君17kg、こんなに風に弱かったかな?当地の夏風(海陸風)が強力なのかもしれない。

tsurinews.jp

でも各地のMeteogramを見ると、当地だけが特別という事では無さそうですね・・・

岡山の強風は意外でした→台風の影響だったらしい

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風流れコマ含む49枚スタックと、選別後34枚スタック

諸々調整後・・・

7/22  午後は強風。meteoblueは微妙ながら、SCWの晴れ見込みに賭けてセッティングしました。

TW筒先 -5℃

19:11~  ClearFlat

 

ベガでピントと、斜鏡スパイダー・オートコリメーター調整の結果を見ました。

左は5/18薄雲中のアークトゥルス、右が今回のベガです。

6月末時点よりは改善していると感じるけれど、スパイクは未だ不均一だし、光軸も完全では無いと思う・・・

 

実は、鏡筒を架台に載せた後に光軸調整用アイピースで覗いた際、主鏡が少しズレているような気がしていたのですが、今夜は室内調整の確認を優先しました。

主鏡のセンターマークの△シールは、今までの印より大きいので追い込み難いというのもあります。

それと玉島さんも強調なさっていた、オートコリメーターの取り付け再現性が確保できないと、折角の敏感さを活かせないのだと思います。

 

メインターゲットのNGC7765が屋根から出て来るまで予定していた、ステファンの五つ子は、

鏡筒を向けてみたら、家の陰から当分出て来そうになく、しかもドーマー沿いっぽい。

この時間帯的に最高のNGC6822は、Hαを撮れそうなガイド星が無いのが残念。

 

しかたなく、NGC6928・6930を撮ってみる事にしました。

20:22~21:40  IR14枚

小さ過ぎ!

それと、ClearとIRではピントがやっぱり違う気がする。

 

22:22~3:03  NGC7765のB32枚 IR22枚

明け方は、月齢23の月も明るく感じる透明度の良い空になりました。

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スパイク(diffraction  spike(s))に関するメモ

www.wtamu.edu

JWST画像の8本スパイク

www.sciencefocus.com

このスパイクが割れないって、凄いなと思ってしまいました。

ヤーコンだった

近所の家庭菜園で見かけた作物

これが何なのか気になって気になって、、、クラーリーセージの葉?胡麻?ゴボウ?蕎麦?

三浦野菜のページまで、心当たりを検索しまくったけれど、解らずギブアップ。

 

"Picture This"を使ってみたら、あっさり「ヤーコン」と判明しました。

www.yacon.jp

”ヤーコン協会"があるのですね。

 

アメリカに居た頃、"ヒカマ"を料理した事がありますが、似たような芋らしい。

夫の畑でも作って欲しいかも(但し、苦みが強いという葉については、コンフリールッコラ等の例もあるので、要調査)

 

ところで、"Picture This"の使用には注意が必要です。

dohack.jp

私は無料枠で使いましたが、サブスクリプションは結構なお値段なので、ダウンロードは慎重にですね。

銀河三姉妹

一番下(南)のフェイスオンから順に、NGC6976、6977、6978

L(Clear, IR640)5分×189枚  カラー IR5分×10枚 B5分×43枚

 

流石に地味過ぎてフォトコンには向かないけれど、なんとなく好きな画像です。

風に吹かれたB画像の滲み(MTで修正してみましたが、残ってしまいました)、輝星のスパイク割れも、記念というかご愛敬で。

今の所、星のシュリンク処理もしていません。

 

これぐらいのサイズの銀河だと、画像処理のオプションも殆ど無く、拍子抜けするほどアッサリ終わってしまった。

処理者の個性が出難い、誰が撮っても同じような仕上がりになりそうと思ったけれど、星の色表現などに拘る事も出来るのかな・・・