もりのせいかつ 別館

銀河が好き。撮影日誌と画像処理の試行錯誤、ときどき料理の記録なども。

諸々調整後・・・

7/22  午後は強風。meteoblueは微妙ながら、SCWの晴れ見込みに賭けてセッティングしました。

TW筒先 -5℃

19:11~  ClearFlat

 

ベガでピントと、斜鏡スパイダー・オートコリメーター調整の結果を見ました。

左は5/18薄雲中のアークトゥルス、右が今回のベガです。

6月末時点よりは改善していると感じるけれど、スパイクは未だ不均一だし、光軸も完全では無いと思う・・・

 

実は、鏡筒を架台に載せた後に光軸調整用アイピースで覗いた際、主鏡が少しズレているような気がしていたのですが、今夜は室内調整の確認を優先しました。

主鏡のセンターマークの△シールは、今までの印より大きいので追い込み難いというのもあります。

それと玉島さんも強調なさっていた、オートコリメーターの取り付け再現性が確保できないと、折角の敏感さを活かせないのだと思います。

 

メインターゲットのNGC7765が屋根から出て来るまで予定していた、ステファンの五つ子は、

鏡筒を向けてみたら、家の陰から当分出て来そうになく、しかもドーマー沿いっぽい。

この時間帯的に最高のNGC6822は、Hαを撮れそうなガイド星が無いのが残念。

 

しかたなく、NGC6928・6930を撮ってみる事にしました。

20:22~21:40  IR14枚

小さ過ぎ!

それと、ClearとIRではピントがやっぱり違う気がする。

 

22:22~3:03  NGC7765のB32枚 IR22枚

明け方は、月齢23の月も明るく感じる透明度の良い空になりました。

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スパイク(diffraction  spike(s))に関するメモ

www.wtamu.edu

JWST画像の8本スパイク

www.sciencefocus.com

このスパイクが割れないって、凄いなと思ってしまいました。