もりのせいかつ 別館

銀河が好き。撮影日誌と画像処理の試行錯誤、ときどき料理の記録なども。

彼女と過ごした5日間

シャーロットからソウルに戻っているリンが会いに来ました。彼女が"60歳になる前にやっておきたい事リスト"の一つなのだそう。

昨年末から「2月か、3月頃?」と漠然とは話していたけれど、江の島のイルミネーションが28日で終わってしまう事を知り、彼女がフライトチケットをとったのは訪日の12日前。

お互い「なんだか急に決まっちゃったね^^;」という感じでした。

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火曜日の夕方、羽田に迎えに行きました。

これまで青森、東京、由布院は親族や家族と訪れた事があるそうだけれど、一人での訪日は初めてなので不安と。

滞在中は我が家にあったSUICAを使ってもらう事にして、空港の京急カウンターでチャージ。クレジット不可で、現金での入金でした。

ホームに止まっていた電車に滑り込みセーフ!と思ったら品川行きで、京急蒲田で乗り換える羽目に。茅ヶ崎からはタクシーで、21時前には家に着いたと思う。

夕食用に押し寿司(+小松菜と厚揚げの胡麻辛子和え、スイートポテト)を準備していたけれど、飛行機の中で夕食(うな重?)が出たそうで必要無かった。

お風呂は翌朝シャワーを浴びるから、夜は入らない。日本と韓国とで、お風呂の習慣が違う事も初めて知りました。

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水曜日は箱根へ。

小田原で箱根フリーパス(2日間有効)を購入。これが物凄く便利だった。

www.hakonenavi.jp

普通に買うつもりでいたら、係の方から「ワクチン接種証明があれば、旅行割で安くなりますよ」と教えて頂き、別カウンターへ。ただし日本在住が条件との事で、私だけ1000円引き+2000円クーポン→昼食代になりました。

小田急車両で箱根湯本まで行き、登山電車に乗り換えて強羅まで。途中でスイッチバックがあるのですね。新緑や紫陽花の時期、紅葉シーズンは、車窓からの眺めが良さそう。

そういえば「電車内ではしゃべらない」と打ち合わせていたのに、なし崩しになっていた。

強羅でランチを予定していたCOFFEE CAMPは満席で、待ち時間も相当長そうなので諦めて、大涌谷に向かいました。

噴煙の景色を見るのは初めてとの事で、この眺めに大興奮。

でも風が冷たくて寒くて、「寒い方が好き」と豪語していた彼女も音を上げ、二人震えながら昼ご飯を求めてうろうろ。平日なのにどこも混んでいた。

結局、大涌谷駅食堂の列に並び、彼女はカレーうどん+カフェラテ、私は天ぷらそば+カフェラテを食べました。カレーとうどんの組み合わせは、彼女にとって初めての味だとか。

大涌谷桃源台港のロープウェイは休止中。代行バス(箱根フリーパスを持っている人のみ)で桃源台港まで行き、海賊船の最終便に間に合いました。

元箱根港に着いたのは17時頃。

山のホテルに歩いて向かったものの、人も殆ど見ないし、お店は閉まっているし、だんだん暗くなってくるし、道に迷いかけるし、、ホテルに辿り着けた時はホッとしました。

山のホテルは、夕食と朝食を部屋に運んで貰えるプランを選びました。

「量が少ない」というレビューも見かけたけれど、私達にはちょうど良い量(むしろ多いぐらい)で、周りを気にせず下手な英語で話せるのも有難かった。ミニバー付きというのもポイント高し。

温泉入って食べて飲んで、0時頃まで(ほとんど彼女が)しゃべっていました。

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木曜日、予報が良い方に外れて晴れました。

ホテルのシャトルバスの時間が思っていたよりも早く、朝風呂を堪能して来た彼女は大慌てでメイクなど、バタバタの出発となりました。

前日と同じコースを逆に辿るのですが、お天気が良いと眺めも全然違う。「こんなクリアな空、ソウルでは見られない」と、大満足のクルーズでした。

午前中なので、下りのロープウェイはガラガラ。貸し切り状態は嬉しいけれど、風で揺れると怖かった。

昼食は小田原の「すしや万采」で、地魚のお寿司を頂きました(↓一つ食べてしまった)とても美味しかった、おススメです。

藤沢からは、彼女のリクエストで江ノ電に乗りました。

弁天橋は強風。前を歩いていた人の肩に乗っていたイグアナ?が本物と解った時は驚いた。

仲見世通りは大混雑。彼女は"大きい青いせんべい””しらすソフト"を食べたかったようですが、前者は長い列でパス、後者はどこで売っているのか気付けなかった。

とりあえず順路通り、辺津宮中津宮・奥津宮に詣でました。彼女がおみくじをひき、私が翻訳(しかも全文)という苦行も。

岩屋までの道は上って下って、、、遠かった。入場も長い列に並び、第1岩屋を見た所で戻ろうかと思ったけれど、見たかったイルミネーションの会場は第2岩屋だった。諦めずに行って良かった!

岩屋から出て来て6分後に日没でした。

イルミネーションのメイン会場である、サムエル・コッキング苑に戻る途中の登り階段で、彼女がギブアップ→自動販売機の"ナタデココ入りヨーグルト"を飲んで復活、という一幕もあり。

イルミネーションは本当に綺麗でした。

日没間もない頃にシーキャンドルを見上げると、ライトの加減なのか、空が緑がかった不思議な色になっていたのが、とても印象に残りました。

タワーに上る整理券は100組待ちで迷ったけれど、折角なので会場を回りながら待ちました。

タワーから沿岸の街の灯を眺めた後、後ろ髪を引かれながら帰途に着きました。

この日の夕食は、閉店間際の駅ビルで買った、アヒージョやサラダ、彼女の選んだお弁当(これは外れだったみたい)

箱根→江の島→家で、バッグに入れていたiPhone歩数計は17199歩でした。

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金曜日、彼女は流石に疲れたのか「今日は近所を散策したい」「スーパーマーケットに行くだけでいい」と言ったけれど、一日潰せる気がしないし、夫もテレワークで在宅しているので、半ば無理やり鎌倉に誘いました。

行って良かった。小町通りがお気に召したみたい。

一昨日から"だんご"を気にしていたので、お団子屋さんに並び、彼女「どれがいいと思う?」「どんな味が好き?」「salty and sweet」だったら、"みたらし"一択ですよね。大正解だったようです。

次にプリンも気になったみたいだけれど、自らカニクリームコロッケをチョイス。こちらも美味しかったようで、俄かガイドとしてはホッとしました。

私は歩き食いに抵抗があって付き合わなかったけれど、ほんとは一緒に買い食いして盛り上がるべきだったのかも?

お昼は「天ぷらが食べたい」というリクエストに応えて、「からり」へ。

お店の名前のとおり、カラッと揚がった天ぷらが美味しかった!

映画が好きな彼女は、訪日前に是枝監督の映画12本を観て来たそうで、『奇跡』に出て来る「かるかん」の話もしていたので、大和芋とは少し違うけれど長芋の天ぷらを追加で頼みました。

日本の小鉢が買いたいと言っていたので、鎌倉五郎庵の2階にあった「田窯」を目指したけれど、閉店?だったのは凄く残念。

私は「あらい」で自宅用の平皿を買い足し、彼女も迷いに迷った末(お店を出てかなり歩いてから戻った)同じお皿を2枚買い、別のお店で木のフォーク、鎌倉イメージのマグネットなどを購入。

一旦家に戻った後、最後のミッションを果たすべく近所のマルエツへ。

彼女の買い物リストは、たらこ(明太子?)・梅干し・お茶漬け・ふりかけ・インスタントラーメン・サントリーウイスキー角瓶。

加えて、乾燥あおさ・ジャワカレー・すしのこ、併設のダイソーで半生のワカメふりかけを幾つか買っていました。

夕食は、ボルシチ、自家製のジェノベーゼと明太子クリームチーズを塗ったバゲット、玉ネギとセロリ・スモークサーモンのマリネ。韓国の若い世代に人気だという、角瓶のハイボールで乾杯。

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土曜日、6:15家を出て、9:45Gimpo行きに乗る彼女を羽田まで送りました。

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彼女からのお土産を記念撮影