もりのせいかつ 別館

銀河が好き。撮影日誌と画像処理の試行錯誤、ときどき料理の記録なども。

きたさんのドーム見学

土曜日は写真展準備の前、ヤマボウシさんと待ち合わせて、きたさんのドームを見学させて頂きました。

写真では向こう側になってしまいましたが、主砲RCOSの12.5inchカーボントラスRC(D318mm FL2096mm F6.7)に、QHY600MM(3.76×3.76μ 9576×6388(6117万画素))が取り付けられています。オフアキは多分私と同じASI174MM、架台はエルデL300

 

私が機材に疎いので、気の利いた質問も出来ず歯痒かったですが、憶えている限りで。

ニッシンドームは18年前に設置し、今も問題なく使用できている。屋根の内側に見えるブルーの断熱材にも劣化は見えませんでした。

経年で円が僅かに歪んできたり、回転部分の部品の一つに摩耗するものがあるので、そこは調整した。湿度が上がると滑ったりもするので。

土台は8mの深さまで掘ったが、そこまで必要だったかは解らない。

撮影中に雨が降ってくると自動でドームが閉じるが、風に舞うような軽い雪には反応しないので積もってしまった事があった、などなど。

主鏡や副鏡の蓋は、製品には付いて来なかったので、自作したり、3Dプリンターで作ってもらった。

 

つくづく思ったのは、信頼性の高い機材を入手できれば、撮影のストレスは全然違うという事。

極軸が殆ど狂わない堅牢な架台、これだけの口径なのに傾けても光軸が狂わない鏡筒。(GOTOくんも博士お使いの時には、裏打ちのバーや、主鏡セル横に押さえのビスがあったんですよね。あれらには理由があったという事)

温度変化でもピント位置が殆ど変わらないそうですし、フィルター厚が揃っているので、私のようにその都度オフアキを合わせ直す手間も無い。

唯一のボケポイント?は、スリットが北に向いている時の出入りは頭上注意だそう。

 

その後、お宅にもお邪魔させて頂き、奥様手作りの水ようかんとレモングラスティーを御馳走になりながら、移住暮らしのあれこれを伺いました。

畑仕事やガーデニング等、興味の尽きない話題が続き、つい長居をしてしまいました。

まさに、私が昔夢見ていたそのままの暮らしを実現なさっているお二人。本当に素敵でした。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

頂いてきたハーブやお野菜を使った料理の記録も貼っておきます。

ルバーブは、刻んで砂糖をまぶして1時間程度置き、

出てきた水分だけで、つぶしながら煮詰めると

ルバーブシャムの出来上がり。梅ジャムのような味で美味しい。

ルバーブはシュウ酸が多いので、葉は食べてはいけないそう。

 

教えて頂いたレシピ。新ニラを使ったニラ蕎麦は、香りと歯応えが美味しかったです。

赤玉ネギの葉の部分を使った"ぬた"

残りの葉の部分は麻婆豆腐に。本体はマリネにしました。

ヤングコーンと空豆と、味噌汁に入れた春菊は夫の作です