もりのせいかつ 別館

銀河が好き。撮影日誌と画像処理の試行錯誤、ときどき料理の記録なども。

Gを作る/CombineHaWithRGBスクリプト

IR/Bカラー合成でのGの作り方

 

GraXpertは、先にIR,B各々に使うか?それともRGB合成後に行うか?(左;先 右;後)IRとBの割合も5:5と4:6とを較べてみました(上段5:5 下段4:6)

そしてCCとPCCの比較(右4枚がPCC 違いが見え易いようにArcsinhStretchしています)

この画像データではGraXpertは各々先に行いRGB合成後に行い、IR:Bは5:5、CC調整が良さそうです。

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ブレンドは、DEEP SKY STUDIOで紹介されていたCombineHaWithRGBスクリプトを試してみました

"Remove H-Alpha Background Noise"と"Convolution for H-Alpha"のスライダーを調整すると、青と赤の分離が良くなる?

Hα無しLRGB画像(左上)にStarNet2で作ったマスク(左下)をかけて、PixelMathで2度置き替えてみました。

中列がNBRGBcombination、右列がCombineHaWithRGBです。

これまでHαの置き換えはマスク作成が難しかったけれど、CombineHaWithRGBはマスクが甘くてもHαのノイズが上がらないので、便利そうです。但し、Hαデータを削り過ぎないよう注意→追記

 

3/26  追記;薄っすら写っている弧のような部分は実在なのか?気になって検索していました。ノイズでなければ、消えないように処理したい。

Hαで撮っている画像が意外に少なく、↑右は3.5m鏡で撮影されたものだそう。

CaltechのHαデータにもハッキリ写っている。

irsa.ipac.caltech.edu