今回は、「なぜ天体写真を撮るのか?」あるいは「どんな天体写真を撮りたいか?」について、お一人ずつお話を伺いました。
参加者は、KY博士・みたさん・Sもとさん・sazabiさん・こうちゃんさん・くろさん・久保田さん・たまさん・和田さん・門脇さん・長尾さん・津村さん・横山さん・tantanさん・dendenさん・木原さん・梶原さん・桐村さんです。
「なぜ天体写真を撮るのか?」
始めたきっかけは其々ながら(1986年のハレー彗星という方が数名)、やはり宇宙や天体現象への関心が原動力。
更には機材関係への興味、博士はアウトドアの楽しさも挙げられていました。
面白かったのは、50年以上も続けていられる久保田さんが「惰性」とおっしゃった事。同じくキャリアの長いtantanさんも「なんとなく」(記憶違いでしたらごめんなさい)
津村さんも「これから新しい趣味を始める気にならない→ので、この趣味を如何に楽しくしていくかを考えている」
私自身どうして天体写真を撮っているのかと考えると、「長くやっている趣味だから続けている」としか言えないので、ベテランの方々も同じなんだと安心しました。
「どんな天体写真を撮りたいか?」
これは答え難い質問だったようで、たぶん撮った対象ごとにゴールも変わってくるのでしょう。
明確だったのはSもとさんの「強拡大で微細な構造まで解像した画像」
こうちゃんさん、sazabiさん「銀河を撮りたい」、みたさん「天文現象は何でも撮りたい」「(天体観望会などに集まる)子供達にも見せたいので」、横山さん「目で見えるように撮りたいと思っているけれど、つい強調しちゃう」(?記憶に自信無し)などなど
M42の階調調整について、中心部を飛ばすかorHDRで超圧縮するか?のやり取りもありました。
AIについての話で、天体写真のAI(BXTやGraXpert等)は、画像を生成するものでなく、作業を簡易化するツール。
なのでAIを使っても、単なる脳内イメージの具現化ではなく、「こんなふうに写った」「こんな構造があった」という発見があるのが天体写真の面白さだと私は思っていて、tantanさん、こうちゃんさんにも賛同して頂き嬉しかった。
一方で和田さんからご紹介のあったAutoIntegrateスクリプトは
データを入れると、入力済のパラメータを使い、自動でアウトプットが生成されるそう。
津村さんから、いずれSeeStarにもPIの?自動画像処理機能が付いて同じ画像が生成されるようになったら、この趣味の意味は?という危機感も。
tantanさんからPIのMars計画の話。私は銀河巻雲(IFN)の情報までカバーしてくれると有難いと言ってしまいました^^; ペガサス座の辺りとか、迷光と迷うので。
津村さんから、皆のデータを集めて露光時間が長大な画像を作るという話。
写り難い淡モノもいいけれど、短時間しか露光できない彗星にも威力を発揮するとの事で、なるほど!と思いました。データを溜める場所が必要。
いったん終了後、長尾さん、桐村さんと4人で延長。くろさんのリクエストでPIのCosmetic Correctionの説明をやりました。
次回は10/19(土)の予定です。いつでも新規参加ご希望お待ちしています^^