最も悩んだのは色彩でした。
ニュートラルに調整したものは背景が何となく黄色っぽい(上)この銀河の場所としては妥当なのかもしれないけれど、敢えて少し青に振ってみると色コントラストが上がり、HⅡ領域も際立って見える(下)
迷いましたが、とりあえず50%で合わせてみました。
これで完成!と思っていたら、tantanさんのblogでBXTがアップデートされた事を知り、L画像をやり直し。
※PIが1.8.9-1のままでは使えず、1.8.9-2にして使えるようになりました
左5枚が旧ver. 右が今回のver.4です。
ASI533MMの小さな画角ですが、四隅の星像が僅かに良くなっていると思う。
更には、小さな星や構造が「小さくなり過ぎる」という欠点が改善されているように見えます。
言い換えれば、”Sharpen Stars”(あるいは"Sharpen Nonstellar"?)の効きが穏やかになり、中輝度以下の星を旧ver.と同じ小ささにしたければ、数値を大きくする必要がありそう。
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(以下は12/17 18:40更新しました)
↓左上が旧Ver.でSharpen Stars0.15 Sharpen Nonstellar0.5、 他の5枚はAI Ver.4で数値を変えて試したものです。
Ver.4 Sharpen Stars0.35 Sharpen Nonstellar0.5を使った完成画像
GOTO210(D=210mm f=1260mm)+160JP / AlThiba3
ASI533MMpro(-15℃ Gain100 Offset20)
単露光5分 NoFilter×114 IR640×166 B×40 Hα×104
Lに全データ424枚 カラーにIR640, B 各40枚 Hα104枚使用
(カラーデータはLと兼用)