もりのせいかつ 別館

銀河が好き。撮影日誌と画像処理の試行錯誤、ときどき料理の記録なども。

かみのやま温泉・蔵王へ

孫1に雪を見せたい&新幹線に乗せたいというリクエストがあったので、山形に行って来ました。

 

旅の初っ端、東京駅での待ち合わせに、息子から"不測の事態"で10分ほど遅れるとの連絡。間に合って良かった。駅弁を買って、つばさ号に乗車。

駅ネットで普通の指定席よりも安かったのでグリーン車にしましたが、古い車両でコンセントも無いし、席の間の肘掛が上げられなくて(孫と3人がけ出来ない)却って不便だったかも。

 

福島から先は、線路幅を広げた在来線を走る。標高が高い辺りで孫が耳を痛がっていました。

雪が多い地域のはずなのに、屋根の鈍角が寧ろ大きいのが不思議。雪下ろしがやり易いように? 壁に梯子がついている家もチラホラ。そして太陽光パネルはあまり見かけない。

 

1時半過ぎ、かみのやま温泉駅に到着。小雪がパラつく中、上山城を目指しました。古い家や蔵、道の横に足湯があったり楽しい街並み。

謎の「めんごりあ」は、上山市のこどもセンターの名前でした。

上山城

武家屋敷通りの厩戸で休憩。

とてもお洒落なカフェで、夫と息子が食べた白玉あんみつの寒天にはカルダモン・クローブ・ジンジャー等のスパイスが入っていたそう。

武家屋敷、築200年という三輪家

受付の方が「解説しましょうか?」と訊いて下さったので、お願いしました。

従者の控えの間の天井が低いのは、侵入者が刀を振りかざせないように。取次の間の開口部は、貴人が籠で乗り付ける高さになっている。

隣家と2軒で「コの字」に建っているのは、敵を囲い込んで攻撃出来るように。庭の池は消防用水、鯉は非常食にもなる。台所から上がれる天井裏は、非常時に女子供を匿える。

こういった屋敷は、城を取り囲むように建てられ、身分が高いほど城に近いそう。

 

翌日は、観光案内所と蔵王を往復するシャトルバスを予約していました。

カウンターで「蔵王ロープウェイの待ち時間120分」と聞き、樹氷が見える地蔵山頂に行くのは諦めて、蔵王中央ロープウェイで鳥兜山に向かう事に。

蔵王中央ロープウェイは、スキーやスノーボードを持った人たちが殆どでしたが、すんなり乗れました。

展望台からの眺め。正面が樹氷林と思います。

こちらの展望台にも、それらしき木が2体。

カフェの窓越しに、望遠で。

下りのロープウェイは貸し切り状態。天気も下り坂。

新左衛門の湯の食事処で、遅い昼食を。注文から30分かかると言われ、シャトルバスの出発時刻に間に合うかハラハラしましたが、何とか間に合いました。かき揚げ天ぷらうどん美味しかった。

かみのやま温泉駅に戻り1時間ほど時間をつぶし、銀色の復刻版つばさ号で帰京しました。