もりのせいかつ 別館

銀河が好き。撮影日誌と画像処理の試行錯誤、ときどき料理の記録なども。

10月zoom

今回は「撮像ソフトについて知りたい」というリクエストがあり、くろさんがN.I.N.A.の解説と実演を見せて下さいました。

参加者は、KY博士みたさん・n2068ddさん・Sもとさんこうちゃんさんsazabiさんくろさん久保田さんヤマボウシさんたまさんまつのりさん・きたさんです。

N.I.N.A.操作の概要説明では、Carte du Cielで構図を決め→フレーミングに読み込んで"導入と中心合わせ"(N.I.N.A.のプレートソルブは優秀)→ピント合わせ(くろさんは画面を見ながら"移動"で)→シークエンスで撮影開始

フレーミングのHiPS 2 FITS スカイサーベイはカラーなので、散光星雲に便利だそう。

リモート地の雲が切れてからは、胎児星雲の導入実演。流れるような手際の良さに惚れ惚れしました。

N.I.N.A.のAFで中輝度星が選択されている様子も解りました。

私からの質問は、

①アップデートしてもセッティングは保持される?→大丈夫 

②Hα(ナローバンド)のAFが上手く行かない→"1番明るいn個の星を使う"に数値を入れてみる? 或いはフィルターのフォーカスオフセットで対応する

次回試してみようと思います。

 

その他、PHD2でガイド星を自動選択させると何故か端っこの星が選ばれがち?とか、CMOSカメラでは冷却温度の差を感じないという話、GoogleChromeでデータファイルも転送できる事(私はUSBで移していました^^;)、PIのWBPPの話、撮像ソフトやドライバーのVer.が違うとDarkなどが合わなくなるのはFITSヘッダーの情報が変わる?などなど

 

次回は11/25ノンリニアステージの画像処理についての予定です。御興味がある方は是非どうぞ^^