もりのせいかつ 別館

銀河が好き。撮影日誌と画像処理の試行錯誤、ときどき料理の記録なども。

10月Zoom

今回はテーマを設けず雑談回。

参加者は、KY博士・Sもとさん・sazabiさん・こうちゃんさん・くろさん・久保田さん・たまさん・やまぎりさん・和田さん・門脇さん・長尾さん・津村さん・dendenさん・木原さん・桐村さんです。

 

やはり紫金山・アトラス彗星の話題が殆どで、津村さんに色々教えて頂きました。

 

彗星の光度は核の明るさですが、観測者により2等級ぐらいの差が出てしまうことがあるそう。理由は、比較となる星が無かったり、そもそも点像の星と円盤状の彗星核とでは比較が出来ない。星をピンボケにするしかないが、普通しない。

 

1年も前に予報(予想?)光度が言われていたけれど、どうやって決めるのか?→発見時の明るさと、彗星の光度変化グラフから予報する。ただ、それ以外の要因で予報通りにならない事も良くある。

 

今回の紫金山・アトラス彗星は、"フレッシュな彗星"(回帰でなく初めて発見された彗星)

尾が立派なのはダストが多いから。反面、イオンテールが殆ど写らない。

20日以降は月明りの影響が無くなり、高度も十分に高くなっているので、観望・撮影してみては。

 

私自身は、”ちゃんとした"彗星写真は皆さんにお任せして、iPhoneで撮る事にこだわっていたのですが、津村さん「iPhoneと、デジカメや天体カメラでは写りが全然違う」たしかに!

ちなみに津村さんは最近NikonZfを購入なさったそうですが、手持ちの画像処理ソフトの対応機種には未だ入ってないとか。

 

天体用カメラでの拡大・時系列撮影も意味がある。核の自転につれてガスが渦巻状(?)に放出される様子が捉えられれば→FBの渡辺真一さんの投稿の紹介

"ラーソン・セカニナ・フィルター"というものもあるそうで、検索すると、天文月報1988年10月号の渡辺潤一さんの記事がありました。

 

彗星の拡大撮影といえば、2009年のルーリン彗星を撮った事がありました(なぜ撮ったかといえば、名前が二女のあだ名と同じだったから)

morinoseikatsu1011.cocolog-nifty.com

※彗星きっかけでiPhone14を買ったの、まつのりさんにウケていたみたい^^; 彼女がiPhone8というのも意外でした。

 

杉村さんから「C/2024 s1はどんな予想ですか」→津村さん「10/31、11/1の明け方 南東の超低空で、どんな風になっているか」長尾さん「だいぶ暗いので無理では?」等々

 

その他、紀伊半島のリモート撮影施設の話題。私はタカsiさんのblogに出ていた2か所しか知らなかったけれど、他にも幾つか、計画中のものも含めてあると伺い、驚きました。

時代はすっかりリモートでしょうか・・・