もりのせいかつ 別館

銀河が好き。撮影日誌と画像処理の試行錯誤、ときどき料理の記録なども。

NGC4631の画像処理

いつもの迷走備忘録です。

今回のL画像は、NoFilter60枚、IR42枚、B45枚、Hα49枚の計196枚

SNRの評価は、Bデータ除外の151枚(57.75)>B,Hα除外の102枚(57.66)>全データ196枚(55.25) だったのですが、Bの暗黒帯の描写力を入れたくて196枚を選びました。

ストレッチはHT(↓左上)とMaskedStretch(中上)の2パターンで行い、MSにMLTでノイズリダクションしたもの(中下)とHT画像を比較明合成しました(右下)

※合成時にMS画像のレベルを少し上げています。

 

カラーはIR・BカラーをHTしてLRGB合成(↓左上)と、NBRGBCombinationカラーをArcsinhStretchしたLRGB合成(右上)を、PixelMathで合わせました(右下)

とりあえずの完成画像

一番迷っているのは星の扱い。輝きと色と奥行感の兼ね合いが決まりません。