もりのせいかつ 別館

銀河が好き。撮影日誌と画像処理の試行錯誤、ときどき料理の記録なども。

三方五湖へ①

audiobookで『人類と気候の10万年史  過去に何が起きたのか、これから何が起こるのか』(中川毅  著)を聴いて以来、ずっと行ってみたかった年縞博物館水月湖などに行ってきました。

西の方って京都・奈良以外は殆ど訪れた事が無くて、東海道新幹線に乗ったのも40年ぶり位だと思います。

米原北陸線に乗り換え、敦賀へ向かう途中、長浜辺りで琵琶湖が見えた。手前は麦畑?翌日の復路では焼いているのを見かけました。

黒い瓦屋根の家が多いのも印象的でした。

敦賀駅前は、新しくておしゃれな感じ。

ここでレンタカーに乗り換え、昼ご飯は若狭町三方の"源与門" へ。

入り口の紙に名前を書いてから1時間ほど待ち、お座敷に案内されてからも更に待ったけれど、その甲斐はありました。

こんなにジューシーで香ばしくて美味しい鰻は初めて食べた。

そして念願の!

これが見たかったんですよね。

7万年分の全部に綺麗な縞縞がある訳では無く、モヤモヤしている期間もある。寒冷期?良く解りませんでした。

逆に、洪水や火山灰の層は厚くてハッキリ解り易い。

鹿児島の姶良カルデラの噴火で当時の九州の縄文文化が壊滅的打撃を受けたとか、水月湖から風下(東側)にある富士山の灰は流れて来ないけれど、何故か過去に一度だけ流れて来たらしい痕跡があるとか。

写真はありませんが、所々に見える鮮やかな青いシミは、藍鉄鉱化した生物の死骸だそう。

右下の"気温の変化" 次の氷期は来るのか?

本で聴いたミランコビッチ理論や二重振り子、相転移。最新の説はどんな予想になっているのでしょうか。

※検索でヒットしたので、後で読みたい

http://www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~ishikawa/Lecture/Grad/Grad_08.pdf

館から見える湖は、三方湖です。

同じ敷地にある"縄文博物館"の展示も充実していました。

宿泊は"若狭みかたきらら温泉ホテル水月花"でしたが、ホテルの夕食は食べきれない事が多いので夕食無しのプランを選びました。

とはいえ、近くの飲食店は軒並み17時には閉店してしまう。

三方まで戻り、"陽だまり"で、地元の梅酒・ガラ海老の唐揚げ・漁師丼を食べました。

美味しかった!(と思う。何となく、西の食のレベルの高さを感じました)