NGC3184の5分×161枚(Through24、IR54枚、B40枚、Hα38枚)の画像処理メモです。
WBPPでCosmetic Correction(Hot 3.0)を行ったにもかかわらず、Hα38枚スタック画像に白い傷が残ってしまいました(↓ 左上)
Hα単画像(左下)のFITS HeaderのCCD温度はちゃんと-20℃になっている。右列は同じ処理をしたBの40枚と単画像です。
仕方が無いのでCosmetic Correctionを再度行いました。
左端;前画像 中;Hot2.0 右端;Hot1.6 Cold3.0 で、SNRが一番良かった右端を採用。
今までColdのチェックは外していましたが、入れた方がSNRが上がるようなので、他フィルターのデータにも再度CCを行い、全ファイルをSigma ClippingでIntegrate(↓右端)
完成画像。IRの反射像が目立つけれど、元々トリミング予定だったので・・・
先日のNGC3344は、こんな感じになりました(Bのゴミ痕が^^;)
4銀河を組み写真にするつもりですが、トリミング範囲や配置、各画像の向き(回転)にも迷います。撮影条件や処理の違いが目立つのも避けたい。
そして、1枚画像ならカラーバランスはニュートラル一択だけれど、組写真にするとつまらないというか、単なるサムネイルのようになって何となく違う気がする?
試しに敢えてBに振り、彩度も上げてみました。
うーん、、、組写真ならではの難しさを実感中です。
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2/5追記
FBとAstroBinにM88を単体で投稿してしまっていたので、NGC3344と3184を並べて出してみたら
"the composition is fake"というコメントを頂いてしまいました。パッと見た時、同一領域に2銀河が浮かんでいるように見えるらしい(背景の輝度差も敢えて残しておいたのですが)
3344と3184は場所が全然違うから誤解されようが無いと思っていたのは、銀河オタク?のバイアスだったかも。
御示唆に従い、AstroBinはスペースを入れたものに差し替えました。FBは差し替え方が解らないし、コメント頂いているのでそのままに。