アストロ光学;
天文リフレクションズで見かけた、懐かしい名前。
以前にも書いた事がありますが、この趣味を始めたきっかけは、家に望遠鏡があったから。
口径8cmの反射経緯台で、数十センチの短いピラーに3本の脚が付いていました。
ずっとアストロ光学製と思っていたのですが、今検索しても全く出て来ないので、もしかしたら違ったのかな・・・
両親は天文ファンでは無く、むしろ天文を知らない彼らだったからこそ、1972年のジャコビニ流星群を「見ようとして」望遠鏡を買ったらしい。
使い始めた頃は、星に向けても何も見えないし、月は緑色だし?で散々悩み、”SUN”と書かれた部品(サングラスですね)を恐る恐る外したら、あっさり見えるようになった。
父がピラーを脚立の上に固定してくれて使い易くなり、ベランダの振動に踊りながら視野を横切って行く、木星や土星の姿を今でも思い出します。
望遠鏡に付属のアイピースはMHの12.5mmと6mm(4mm?)だけだったので、高校生の時お小遣いを貯めて、初めてケルナーの25mmを買いました。
毎月のお小遣いが千円だった私に7500円は大きな買い物だったけれど、初めて得られたクリアな視界には感動したものでした。
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流星塵;
tantanさんの所で、まるひさんのコメントを拝見して。
いつ頃だったか全く覚えていないのですが、私も流星塵を探していた事があります。
スライドガラスに"桃の花ハンドクリーム"を塗って外におき、顕微鏡で丸い塵を探していました。
流星群の極大付近には増えるかと期待してたけれど、特に成果は無かったと思う。そもそも流星塵を見つけられたのだったか?
後日、箕輪先生の御紹介で、流星塵研究の森久保先生にお会いする機会があったような気もするし、あるいは間接的にお話を伺っただけだったのかも。
今、研究している方はいらっしゃるのでしょうか・・・
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庚申塔など;
昔を思い出したついでに。
天文民俗に興味を持っていた一時期もありました。
星の和名や伝承、月待や庚申塔の調査やマッピングなどだったでしょうか。
当時の名残が未だ手元にあります。
あの頃は、自分にしか出来ない研究みたいなものが欲しかったのかもしれません。
いずれも中途半端に終わり、お世話下さった方には不義理をしてしまいました。
皮肉なことに、若い頃は(お金がかかりそうだから)絶対やらないと思っていた天体写真が、一番長く続いています。